VR×AI で " Hyper Reality " を実現

わたしたちは、VR空間でさまざまな社会活動を行うためのプラットフォームを創成するプロジェクトに取り組んでいます。
キーコンセプトである " Hyper Reality (極現実)" は実在感を極限まで高めたVR(仮想現実)を意味しています。
実在感を追求したVR空間の中で、自分自身の高精度3Dアバターを操作して友達と観光やショッピングを楽しめるようになります。 現実空間における社会活動をバーチャル化することで、物理的な距離の壁を超えた交流も可能になります。


高精度3Dアバターを配置したVR空間の例

< 高精度3Dアバターを配置したVR空間の例 >



HyperReality の開発

弊社では、VR空間を極現実化させるための基盤技術として、高精度3Dモデル生成、高性能AIエンジン、高度な物理演算等の技術開発を進め、 概念検証や実証実験を経た上でソフトウェアパッケージHyperReality としてのリリースを予定しております。
高精度3Dアバターの作成には、弊社が独自に開発した3Dモデル作成技術(特許出願中)を 実装した装置 Photoreal-II を用います。 たとえば深度カメラや通常カメラの映像を用いて表情や姿勢を認識するAI技術を導入しています。(下の動画:姿勢推定AIによって身体の動作をリアルタイムでアバターに反映する技術のデモ) 一般的なコントローラーを用いたアバターの操作に比べて豊かな表現力を実現することができます。今後は、本人の表情をアバターの顔にシンクロさせる機能を導入します。



< カメラを用いて身体の動作をリアルタイムでコピー(手指の動きは未実装) >

人間アバターのリアリティの追求と並行して、物理シミュレーションに基づいて水や風の流れといった自然現象をVR空間内で自然に再現する技術を開発しています。(弊社別ページへ)
無機質なVR空間にならないように、川の流れや風にそよぐ木の葉がリアルに表現された心地の良い空間づくりを目指します。
なお、弊社の技術開発陣には、現役の大学生も含まれ、長山慧氏(東工大情報理工)や小島理人 氏(立教大学数学科)らが活躍しています。



Virtual Classroom プロジェクト

立教大学が2021年7月に開始する Virtual Classroom 実証実験において、弊社の HyperReality 技術が中心的な役割を果たしています。 本プロジェクトは、立教大学人工知能科学研究科が研究・開発を進めているバーチャル空間内のAI搭載ロボット(Virtual Droid)、 弊社が提供する高精度3Dモデル作成・動作技術および強い実在感のあるVR空間 (HyperReality)と、NTT東日本が提供するセキュアかつ高速処理を可能とするネットワークを掛け合わせることで、 学生・教職員の造形・表情・動作をコピーした3Dアバターによる豊かなコミュニケーションや、3DCGを活用した高度な表現力を備えた授業の実現を目指すプロジェクトです。



< Rikkyo Virtual Classroom のプロトタイプ >

現実の世界とバーチャルな極現実が並行して存在する社会が実現することによって、今までに考えられなかった形で、 様々な社会課題が解決できる可能性が拓かれます。ギャラクシーズが挑戦するのは、バーチャル空間において社会・経済活動が活発に行われる未来の創造です。